「こ・こ・ろ」のつながり

ある新聞の記事に医者の投稿がありました。
難しい病気の患者さんが来られ、医師は薬を投与するのですが、
その薬は、副作用が強く、耐え難い痛みが起きます。
もちろん、医師はそのことを患者にあらかじめ十分伝えたうえで、
治療を始めました。
患者さんの容態は日に日によくなり、やがて見違えるほど
快復したころ、医師は突然、転勤の辞令を受け取りました。
そのことをこの患者に伝えると、一瞬の沈黙のあと、
大粒の涙を流して言ったそうです。
「私の病気が治ったのは、薬のお陰というよりも、
先生を深く信頼していたからです。だから副作用もほとんど
なかったのです」

うろ覚えですが、だいたいこのような意味のことが書かれていました。
そして、この患者は、この経験ができたことで、大変な病気に
かかったことを喜ぶ気持ちさえ起きてきたと伝えてきた、とありました。

この患者さんが治ったのは、もちろん薬のお陰でしょうが、
通常あるはずの副作用がほとんどなかった、というのは、
これも科学的には何かの原因があるのでしょうが、
人と人との信頼関係が大きく作用していたのかもしれません。

最近、知人が就職しました。
以前働いていた会社よりも、体力的にはしんどいけれど、
毎日楽しいと言っています。それはなぜかと聞いたら、
社員同士仲がよく、勤務中もいろいろ声をかけてくれるから
と言っていました。

成果主義とか、終身雇用制度の崩壊とは言われますが、
やはり人の集まりであるからには、このような仲間同士の
信頼とか心のつながりは、大事にしたいものです。

人間の体の奥深さ

先日のNHKの番組だったかと思いますが、

ものすごい痛みを伴う病気が世の中にはあるらしいです。

背骨の神経に骨の間から出た突起が刺さったりするとかで、

耐え難い痛みが24時間続く場合もあるらしいです。

見ていて恐ろしくなりました。

ある患者さんは、医療用鎮痛剤というか、いわゆるモルヒネ

というものをのんで、何とかしのいでいるのですが、

だんだん、効き目が弱くなるそうです。そうでしょう。

でも、そうすると、もう痛みを抑える手段がないわけです。

絶体絶命の状態。もし、私がそんな立場だったら、どうするか。

本当に厳しい状態です。
で、その方に、ある医者がアドバイスしました。

これが、結構、痛みを取る効果を発揮したのです。

それは何かというと、日記をつけることでした。
どんな時に痛みを感じたか、どんな時に痛みが和らいだか。

そんな体と心の変化を克明に記録したのです。

最初は、これでどんな効果が期待できるか、当人も

疑問に思ったことでしょう。

しかし、なんと、これで、痛みがかなりの程度、収まったというのです!
これは非常に不思議なことではないでしょうか。

一体、痛みというのは何なのでしょう。

これを医学ではどう説明するのでしょう。

番組ではどう説明していたか忘れましたが、

私はここに人間の体の奥深さを感じました。
人間が汚い物をどんどん海に流しても、海は、(ある程度までですが)

自浄能力があり、綺麗な水にしてしまうように。ストレスに対しても、

人間の根源的な能力をもっと信じて対処するやり方があっても

いいのではないかと思います。

職場のストレスは心臓に悪い

職場のストレスと心臓病の関係を調査した団体があるようです。

  http://sankei.jp.msn.com/life/body/091125/bdy0911251210001-n1.htm

その記事によると、

  職場での不当な扱いを我慢して押し殺している男性は、不満をはっきり顔に出している人に比べ、心臓発作のリスクが最高で5倍高まり、それが原因で死に至ることもあるという。スウェーデンの研究グループが、ストレスに関する分析調査の結果を明らかにした。

 ストックホルム大学ストレス研究所は、仕事をしている男性2755人を対象に調査を実施。対象者は1992-2003年の期間に心臓疾患を経験していないことが確認された男性たちだった。

 その結果、調査終了時点で全体の47%が心臓発作を経験したか、心臓発作で死亡していたが、そうした人の多くが、職場での不当な扱いを「顔に出さずに」やり過ごしていたという。
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職場は人生の大半を過ごす場所だけに、そこで不当な扱いを受けることは、大変な不幸かもしれません。
この調査はあくまでも医学的なものですから、結果事態は、経験的にみんなが感じているようなことではあります。一言で言えば、ストレスは体によくない、ということですね。
職場で不当な扱いを受けているという人にもいろいろあると思います。
本人に何ら問題がないのに、上司がいじわるだったとか、上司はいい人だけど、本人に問題があったとか。

いろんなケースが考えられますが、親鸞会(http://www.shinrankai.net/)というところで、仏教の話を聞いている友人によれば、仏教の教えでは、因果の道理といって、善因善果、悪因悪果、自因自果というそうです。意味は、善いことをすれば、善い結果が返ってくるが、悪いことをすれば、悪い結果が返ってくる。自分の行動で自分の運命が決まるということだそうです。
門外漢の私ですが、ごくごく簡単に言うと、悪い運命も善い運命も自分の行いで起こったり、決まったりする、ということです。だから、会社で不当な扱いを受けて、苦しんでいるという人も、自分の蒔いた種を反省してみると、結構、自業自得みたいなところがあるということですかね。
もちろん、みんながそうだというと、いいすぎですが。
だけど、不当な扱いを他人のせいにして、それをじーっと心の中にため込んで、何年も過ごすというのは、考えただけでも、体に悪いです。
そういう場合仏教では、どういう解決があるのでしょうかね。
私も、友人が聞いている仏教をいつか、一緒に聞いてみたいと思います。
          

昨年、自殺の多かった県など

1月26日警察庁が発表した平成21年の自殺者数は、

32,753人で、21年も3万人を超える数値でした。

このうち男性は23,406人、女性は9,647人。

県別で多かったのは、以下のとおりです。

 東京都  2,989人、

大阪府  1,982人、

神奈川県 1798人、

埼玉県  1,796人、

愛知県  1,623人。

 この他に、1000人を超えているのは、北から順に、

北海道、埼玉、千葉、神奈川、愛知、兵庫、福岡でした。

 これらはもちろん、もともと分母となる人口が多いので、

自殺者も多いということでしょうか。

例えば、岩手県と東京を比べてみましょう。

人口は、次のとおりです。 

東京都1298万人

岩手県 134万  (2009年10月1日現在 ウィキペディア)

 それに対して自殺者は、次の通りです。

東京都 2989人

岩手県  513人

人口比でいうと、岩手県の自殺数はかなり多いということになります。

 素人考えでは、東京

のような殺伐とした環境では、自然の豊かな県より、

ストレスも多いのじゃないか、と思いますが、現実は、そうでもないようです。

その辺は、興味深いところです。

また、男性の数が女性の3倍近いということも興味深いことです。

男性は女性よりも折れやすいのかもしれません。

また、女性の平均寿命が長い原因の一つではないかと思います。

楽しいこともストレスに?

皆さん、お正月はどのように過ごされたでしょうか。

毎年思いますが、年末年始の休暇で一番楽しいのは、

その始まる直前ではないでしょうか。
正月は、結構、日頃ないストレスを感じるんです。

なぜなんでしょう?

一つには、生活が不規則になることではないでしょうか。
睡眠、食事、過度の飲酒など、普段ないことが起きます。
これらについては、もう少し、突っ込んで検討しなければ

ならないと思っています。

(今回、仕事のストレスとは話がそれますが……)

 

また、アメリカのティーンエージャーの間では、FACEBOOKが

大流行しているそうですが、あまりにもそれに夢中になりすぎるので、

友達同士で自粛する動きが出ているというニュースを聞きました。
たぶん、友達に読んでもらうために、毎日更新した、友達が更新したら、

すぐ読まないといけない、という無言のプレッシャーもあったのではないか

と思います。

私もテレビゲームなど、夢中になると止められなくなる質で、一度、面白い!
と思ったゲームは、やるのが苦痛になるまでやり続けます。
美味しいと思った食べ物は、苦しくなるまで食べ続けます。

そういうことを考えると、楽しいものや美味しいものさえ、ストレスになると
いうことか。何とも、おかしなことです。

そんなようなことについて、もう少し、続けて考えてみたいと思っています。

ストレッサーを減らそう

もう20年も前のことですが、そのころ、勤めていた
会社で時々会議があったのですが、それが私にはものすごい
ストレスでした。
その会社は、繁華街のおしゃれなオフィスビルの
14階にあり、社員もみないい人で、給料もそこそこ。
何の不満もなかったのですが、この会議だけは苦痛でした。
なぜかというと、会議中、参加者の吸う煙草のせいで、
部屋中が煙で充満するほどだったのです。空気を吸わないわけ
にはいかないので、そんな煙を無理矢理吸わされるのですから、
もう大変。昨今の禁煙ブームのご時世では、このような
仕事環境は社会的にも許容範囲を超えていますから、
今ではたぶん、改善されているとは思います。

私にとっては大きなストレスでしたが、どうすれば
よかったのか。今は、分かります。やはり、
声を上げるしかないでしょう。
「部長、この会議室の空気は、煙草を吸わない私には
堪えられません。禁煙にしましょう!」
これくらい言わないと環境は変わるものではありません。
自分が堪えることで何とかやり過ごそう、というのは
限界がありますね。
もちろん、変わらない状況も多々ありますが、私たちが
ストレスと感じているものの原因は、少しの努力で
変えられるものも案外、多いのではないかと思います。
「この状況を変えたいなぁ」と、密かに思っている仲間が
意外と身近にいるかもしれません。
そうでなくても、世の中、ストレスがいっぱいあります。
減らせるストレッサーはできるだけ減らしていきましょう。

仏教の六度万行とストレス

私は以前の職場では、アンメルツを机のひきだしに入れていました。

これなしには仕事にならないほど、ものすごい肩こりに悩まされていました。
思えば、相当なストレスを受けていたんでしょうね。
それが、今では、アンメルツはもう何年も買ったことがありません。
肩こりがほとんどなくなったからです。

やはり環境というのは大きいと思います。
ストレスに悩む時は環境を変えるといいのですが、変えられない環境も多いです。

発想の転換で、自分を変えることですね。

心身にたまったストレスを運動をして発散するとか、何かをして発散できるのは
悩むほどのストレスではないでしょう。

みんなが悩むのは、運動しても何をしても発散できないそんなたぐいのストレスではないでしょうか。
これはあまり貯めないほうがいいストレスと思います。
積極的にこちらからその状況を変えるよう働きかけて、

ストレスの元を断ち切るべきでしょう。

それには、智恵が必要です。いろいろ考えることが、

また、自分を反省する機会にもなることでしょう。

親鸞会で勉強している友達から聞いた六度万行というのがあって、

仏教で教えられる善を6つに分類したものですが、

その5番目に禅定というのがあって、これは反省ということらしいです。

2600年前から、反省が大事だと教えられているんですね。

「反省だけなら猿でもできる」という言葉が流行ったことがありましたが、

あんなのは、仏教で教えられる反省とは違うようです。

ストレス解消の7箇条

「ストレス解消法7箇条」
これは、近くの総合病院でもらった1枚の紙に書かれたものです。白黒コピーで、出所もハッキリしませんが、最後の行に「日本医師会」と書いてあります。
いつから我が家の掲示板に張ってあるか、思い出せないくらいですが、結構、いいところをついていると思うので、簡単に紹介してみましょう。

1.自分を誉める。

  朝起きたら鏡に向かって「お前は偉い」と誉める。

2.いいかげんに生きる。

  頑張りすぎない。みんなで荷物を持つ時も、「せいの!」と声は出すが力は入れないくらいの気持ちで。

3.目標は短期と長期に分ける。

  1日でできるやさしい目標を立て、達成したら、寝る前「よくやったね」と労をねぎらう。

4.歴史小説を読む。

  いろんな人の生き方に感動できれば自分の人生も味が出てくる。

5.話上手。

  相手を笑わせたり、泣かせたり、楽しくさせれば酒の酔いより勝る。スピーチは必ず原稿に書く。頼まれなくても準備しておく。

6.毎日散歩。

  血圧も下がり、体重も減り、良いアイディアも浮かぶ。

7.ときめきが大事。

  おしゃれなセンスを磨くこと。異性の視線は生きるパワーにつながる。

一見、何の脈絡もないと感じるほど、多岐に渡るアドバイスです。しかし、分かりやすく、実行しやすいです。

日本医師会のホームページのどこかに掲載されているかな、と思って探してみましたが、まだ見つかりません。ひょっとしてこれ、もう古いのかな、と思いつつ、いろいろ見ていたら、こんな情報がありました。

「医師が元気で働くための7カ条」

そこをずっと見ていくと、医師の12人に1人は、ウツなんだそうです。

医師も大変ですね。しかし、みんな苦労しながら生きているんだな、と改めてしみじみ感じ入りました。

人間関係によるストレスから退職へ

会社でこんな話を聞いたことがあります。

僕の友人に親鸞会という浄土真宗を学ぶ集いに入っている人がいます。
その友人と食事をしていたとき、後輩のAさんの話になりました。
Aさんはある日、それまでとは違う部署へ異動することになったのです。
経験したことのない企画に関する部署です。
でも、もともと希望していた部署だったのではりきったことは言うまでもありません。
異動先にはAさんの部下が数人いました。
その中にはその部署での長年の経験者でAさんより年上の人もいます。
どうやら、経験が豊富なその人は、余所から来た素人のAさんをよく思わなかったようなのです。
Aさんはそれでもめげずに努力していました。
しかし、部下たちは「どうせ分からないんだから」とAさんを通さずに事を進めたり。
話に聞くと、無視されることもあったようです。
結局、Aさんはその会社を退職することとなってしまいました。

会社を辞めた決めどころは、仕事のやりがいとストレスを秤にかけたこと。
ストレスを貯め込んでまでやりがいのある仕事かを考えたそうです。
よっぽどやりがいのある仕事なら、環境を乗り越えることもできたんでしょうけどね。

ただ、気をつけなければならないことがあります。
それは、人間関係の問題はどこにでもあるということ。
悩みに悩んで決断して職場を変えたのに、そこでも人間関係に悩む・・・
そんなことを繰り返して職を転々としていてはどこにも落ち着けません。
退職は最後の手段。
退職を考える前に、環境を乗り越える方法を考えなければいけません。

仕事の後のストレス解消法いろいろ

ストレス発散しろといわれても、憂鬱なのに動くなんて実は難しいことなんですよね。
ストレス発散方法は人それぞれ。
仕事に対しては、自分の趣味にあった方法がいちばんです。
今回、僕はいろんな人にストレス発散方法を聞いてみました。

1・とにかく寝る!
一番多かったのがひたすら寝まくる、これです。
平日は起きなきゃならないけど、休日には昼まで寝ると決めている人もいました。

2・温泉やサウナへ行く!
これは健康にもいいでしょうね。
汗と一緒に嫌なことも全部流れていってくれそうです。

3・大好物を食べる!
好きなものを食べてるときって幸せです。
良く分かります。
甘いものは疲れた体を癒すっていいますしね。
でも、食べすぎによる胃のもたれや肥満に気をつけましょう(汗)

4・衝動買い!
女性に多かったこの回答。
物欲を満たす快感に人間は逆らうことはできないのか。
これも散財に注意ですね。

5・音楽を聴く、テレビや映画を見る!
感動する系がいいみたいです。
思い切って泣いてしまえばすっきりするという意見がけっこうありました。

6・恋人と会う!
なんて微笑ましいストレス解消方法でしょう。
でも、好きな人とのふれ合いが心の悩みを緩和してくれると聞いたことがあります。
あとは、辛い気分を慰めてもらうってことでもあるんでしょうね。

7・本を読む!
感受性を満たすという点では8と似ているかな。
でもこの場合、教行信証正信偈など触れたことのないジャンルを試すという意見も。

・・・ちなみに、僕の仕事後のストレス解消法はカラオケです。
連れがいる場合もありますが、大抵はひとりで。
ひとりカラオケ、いいですよ~!
周りを気にせず、好きな曲ばかりを連続で歌えますからね。
でも、カラオケという人があまりいないことに少し驚きました。