仕事のストレスに関する国際比較

仕事関係のストレスに関するデータの話、その2です。
今回はストレスを感じているかどうかについて、国際的な比較。
これを見ると意外なことが分かりました。
日本人って仕事に対してやけに真面目で、いつも忙しそうにしていると思いますよね。
外国人から見ても、日本人はいつも急いでいるように見えるんだそうです。
そういう話を聞くのは最近に限ったことではありません。
数年前からニュースやバラエティー番組などでよく耳にします。
だから、特に日本人は仕事に関してストレスを抱え込んでいると思ってたんです。
そこで見てみた国際比較。
まず、仕事でストレスを感じているかどうか。
1位はスウェーデンで89.5%、2位が韓国87.3%、3位フランス86.7%です。
日本はどこにいるのだろうと下ってってみると・・・
比較対象21ヶ国のうち、日本はなんと16位で72.0%。
順位もパーセンテージも思ったほどは高くないのです。
もうひとつ、帰宅時には疲れきっているかというグラフでは。
1位ハンガリー93.8%、2位フランス92.5%、3位オーストラリア90.1%。
ここでも日本は上位にはおらず、21位で73.6%。
このとおり、どちらの比較でも下位に位置しているのです。
面白いことですね。
日本の労働時間は外国に比べて長いほうです。
週休三日制の国があるというのに、日本は未だ週休二日制でさえない会社もあります。
(もちろん、職種にもよりますが)
なのに、このパーセンテージの低さ。
労働時間とストレスは関係がないということですね。
確かに、こんにちの多くの会社では環境をよくしようと努めています。
それがこのようなところに結果として出ているのでしょう。
しかし、これでいいとは僕は思わないんです。
いちばんいいのはストレスを強く感じる人が少なくなること。
上記のパーセンテージがもっと低くなるといいんですよね。
とはいえ会社でなんとかするには限界があります。
だから、あとは個人の問題。
名文なんかを読んでみるのはいかがしょう?
歎異抄とか静かなブームなようですよ。
それに関する話を聞いてみるのもいいですね、このまえ浄土真宗親鸞会という
ところで歎異抄についての講演がなされていました。
そうやっていつもとは違う方法で気分転換することが肝心なんですね、きっと。

仕事関係のストレスに関する統計

2年前のデータですが、仕事のストレスに関する統計データを見ました。
2年前とはいえ、今でもそんなに変わってはいないでしょう。
それについて、少しばかりの考察です。
統計の対象となったストレスとは、抑うつや不安感、また脱力感といったことです。
心理的なことなので、体(例えば血液中)に反応が現れるわけではありません。
そのため、回答者の状況によっては差があるとは思います。
さて、まずは年齢別のストレス反応状況です。
仕事のことで強いストレスを感じているのはどの年齢層かという点。
割合が多いのは20代から30代にかけてです。
人数で多いのは20代後半ですが、ストレスの強さでは30代前半が多い様子。
20代後半といえば、会社に入って間もない頃ですね。
そして30代前半は重要な仕事を任される頃。
そう考えると、なんだか得心がいきます。
年齢が上がるにつれて、それらの総計は下がっていきます。
高年齢層にとって悩みとなるのは、仕事よりも夫婦の悩みなどだそう。
仕事についてはむしろ人生相談される方で、心に余裕ができているのでしょう。
あと、生きる目的を見つけること。
このために生きているんだ!ということがハッキリしていると
元気が出てくるんですね。
たとえば、親鸞会のサイトには生きる目的について詳しく書かれていますね。
次にストレスの原因です。
ダントツ1位だったのが、職場での人間関係についての悩み。
以下、重責感、能力発揮不足と続きます。
他にも、仕事の成果が上げられないだとか、コミュニケーションが上位に挙がっていました。
分析によると、これらは全て職場での人間関係に関することなのだとか。
仕事量についてはそれらの下にきているのです。
(仕事の質は人間関係に含まれています)
人間関係については対策方法もなかなか見いだせないものです。
やはり、会社でのストレスの原因にもなりやすいんですね。